志尊淳の病歴とは?壮絶な闘病生活と人生観の変化を徹底解説!

志尊淳アイキャッチ

爽やかなルックスと確かな演技力で多くのファンを魅了する、人気俳優の志尊淳さん。

2021年に命に関わる病気「急性心筋炎」を発症し、ICUでの緊急治療を受けていたことをご存知でしょうか?

一見すると健康そのものに見える若手俳優が、突如として生死の境に立たされた経験は、多くの人に衝撃を与えました。

命に関わる大病を乗り越え、人生観が大きく変わった志尊淳さんの闘病記録を詳しくお伝えします。

多くの人々に健康の大切さを再認識させる貴重な体験談を、一緒に見ていきましょう。

目次

志尊淳の病歴とは?急性心筋炎の症状と診断

志尊淳さんが診断された病名は「急性心筋炎」

志尊は23日に体調不良を訴え、都内の病院で診察を受けた結果、急性心筋炎と診断され同日中に入院。ウイルスが心筋に感染して炎症を起こす病気で手術は受けず投薬による治療を受けている。

出典:スポニチアネックス

2021年3月、志尊淳さんは風邪のようなだるさを感じていました。

最初は「少し休めば治るだろう」と軽視していたものの、次第に呼吸困難や胸の痛み、目の前が真っ白になるなどの重篤な症状が現れました。

最終的にはトイレで失神するほどの状態に陥り、急いで病院へ。

発症した当時は強い動悸を感じたそうで、「息できなくなって、目の前真っ白になった」と振り返った。

出典:モデルプレス

これらの症状は、心臓の筋肉に炎症が生じる急性心筋炎の典型的な兆候でした。

病院に到着した時には既に心不全状態で、医師から「よく一人で来られた」と驚かれるほどの危険な状態だったようです。

「そういう状況じゃないんで」とも言われ、すぐ手術台に横になるようにと指示があった。(中略)カテーテルの手術をその場で受け、「パッて目覚めたら、ICUで“入院です”みたいな」」と回顧した。

出典:スポニチアネックス

急性心筋炎は、心臓の筋肉に炎症が起こり、重症化すると命に関わる恐ろしい病気です。

若くて元気そうに見える人でも、急に倒れることがある…そう考えると、いつ誰に起きてもおかしくない、日々の体調の変化や“違和感”って本当に大事にしないといけないなと感じますね。

志尊淳さんのように、その経験を発信してくれる存在がいることで、救われる人もたくさんいると思います。

志尊淳の入院生活と治療

病院に到着したその日から、志尊淳さんはICU(集中治療室)での緊急治療を受けました。

心臓カテーテル検査や生検が行われ、入院中は身体活動を厳しく制限されました。

排せつすら心臓に負担がかかるため一時的に禁止され、水分摂取も1日1リットルまでという徹底管理下に置かれましたそうです。

入院中は、家族には遺書を送るほど、死を覚悟する瞬間もあったそうです。

入院中に母に宛てて遺書を送っていたという志尊。「『死ぬ前に何かしたいこと』ってパッと思い浮かんだのが、僕はやっぱり家族で」と振り返り、「『家族に何か言葉を伝えたい』と思って送った」と涙ぐみながら心境を明かした。

出典:モデルプレス

日常で、家族に想いを伝える大切さを、まさに身を持って感じたと言います。

「“今日も生きたぜー!”“今日も起きれたよー”みたいなLINEをして。日常でそういう思いを伝えることって凄く大事だなって僕は思いましたね」と志尊。

出典:スポニチアネックス

普段は照れくさくて伝えきれない“家族への想い”が、いざという時にいかに大きな存在かを痛感したんだろうなと思います。

命の危機を前にしてこそ、「当たり前に家族がいてくれる日常」がどれだけかけがえのないものか、「ありがとう」や「大好きだよ」の一言をちゃんと伝えておくことの大切さ、それを志尊淳さんは全身で感じたんでしょうね…。

急性心筋炎からの回復過程とリハビリ

約1か月の入院を経て、志尊さんは退院。

しかし、回復への道のりはまだ始まったばかりでした。

退院当初は10分話すのも難しいほど体力が低下しており、まずは歩行訓練からスタート

リハビリでは、1万歩を歩けるようになることを目標に、段階的な回復を目指しました。

最初は立ち上がることから。次に足踏み。そして20mの歩行。20mなんてって思うじゃないですか。でも実際に歩いてみると、とてつもなく遠く感じるんです。自分の体がそこまでやられていることがすごくショックでした

出典:GQ SHOP

また、入院中の食事制限によって大幅に減少した体重を取り戻すため、「朝昼晩+おやつ」の規則的な食事も徹底。

生活のリズムを整え、健康を最優先する日々が続きました。

普通に生活している中で、突然話すことも歩くことさえも難しいというのは、自分の体が自分のものじゃないみたいで、どれだけショックだったか想像するだけで苦しくなりますね。

しかも志尊淳さんは、俳優として常に全力で動いていた人。

動けないことへの焦りや、以前のように戻れるかという不安、そして“周りに迷惑をかけているかもしれない”というプレッシャーもあったのではないでしょうか。

リハビリの過程には、身体だけでなく心を立て直す強さもあって、本当にすごいことだと思います。

病気が変えた志尊淳の人生観と仕事への姿勢

この経験を通じて、志尊さんの価値観は大きく変化しました。

生きているだけで幸せ

2021年5月のインスタライブで、退院後に初めて復帰を肉声で伝えました

今の心境について「生きていられるだけで幸せです。無理はしないし、ニュー志尊っていうところですね。

出典:ORICON NEWS

健康なときにはなかなか口にできないけれど、命の危機をくぐり抜けた人だからこそ、心から出てくる言葉ですね。

無理せず、自分のペースで生きていく覚悟や、人生を大切に歩んでいこうとする決意がにじんでいて、本当に尊いと思います。

目の前にある仕事への感謝

この病気を経験したことで、仕事への姿勢も変わったと明かしています。

今目の前にある仕事に一生懸命取り組みたいと、志尊は病気を経て変化した仕事観についても口に。現在は「いただいたものを『やらせていただきたいです』っていう方向」になったと言い、「精一杯やれる準備を普段しておこうっていう感じに変わった」と告白。

出典:モデルプレス

まさに、病気を通じて“生き方そのもの”が変わったんだなと感じさせられますね。

「明日どうなるか分からない」現実を肌で感じて、「今ここにある仕事に感謝して全力で向き合う」姿勢にシフトした——その変化は本当に深く、成熟した心の現れでしょう。

「いただいた仕事を、やらせていただきたい」というのは、謙虚でありながら、そこにすごく芯のある言葉だと思います。

自身の経験を発信

また、同じ病気で苦しむ人々へ向けて、自身の経験を積極的に発信するようになりました。

SNSでは、同じ病気で苦しむ人々に向けて「大丈夫だと信じて」とエールを送り、自身の経験を発信することにも意義を感じているようです。

大病を経験したことで、志尊淳さんの人生観と仕事への向き合い方は大きく変化しました。

日々の準備を怠らず、無理をせず、自分のペースで一歩ずつ進む、そんな“ニュー志尊”の生き方には、心の豊かさと強さがにじんでいます。

志尊淳さんの言葉や姿勢は、多くの人に「今を大切に生きることの意味」を改めて教えてくれているのかもしれません。

まとめ

志尊淳さんの急性心筋炎との闘いは、彼の人生を大きく変えました

命の危機を乗り越え、新たな価値観を得た志尊さん。

「生きていることへの感謝」は、志尊淳さんの演技や言葉の一つひとつに深みをもたらしています。

そして、私たちに健康の大切さと日常の幸せを再認識させてくれます。

これからの志尊淳さんの活躍にも、ますます目が離せません。

彼の新たな挑戦と成長を、これからも応援していきたいですね。

それでは、ありがとうございました!

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