小林虎之介のデビューきっかけは?父が導いた俳優への道を調査!

小林虎之介アイキャッチ

若手俳優として注目を集める小林虎之介さん。

特に、ドラマ『下剋上球児』での日沖壮磨役が話題になり、その自然体の演技が評価されています。

では、小林虎之介さんがどのようにして俳優という道を志し、デビューに至ったのでしょうか?

実はその始まりには、意外にも“父親との映画鑑賞”というエピソードがありました。

今回は、小林虎之介さんが俳優としてデビューするまでの道のりを詳しく見ていきましょう。

目次

小林虎之介のデビューきっかけ:父親との映画鑑賞

小林虎之介さんが俳優を目指すきっかけとなったのは、大学生時代に父親と観た映画『ボヘミアン・ラプソディ』

当時、就職活動を控えた大学2年生だった小林虎之介さんは、特に行きたい企業もなく、将来に迷いを感じていました。

そんな中、クイーンのファンである父親に誘われて映画館に足を運んだことが、彼の人生を大きく変えることになったのです。

大学生の時に、就活の時期でインターンのことを考えないといけなかったんですけど、やりたいことがなくて。どこも行きたくねーな、でも行かないわけにはいかないなって考えてた時に、『ボヘミアン・ラプソディ』を父親と観に行って、その映画に衝撃を受けたんです。この業界は面白そうだなと。

出典:モデルプレス

当時、お芝居や映画制作に特別な関心があったわけではなく、むしろ人前に出るのは苦手だった小林虎之介さんですが、この映画の完成度と“ものづくり”の世界に心を動かされたのです。

人前は苦手だし、カメラも嫌いだしっていう感じでした。なので、僕にとっては挑戦だったんです。

出典:モデルプレス

この体験が、俳優を目指すという大きな決断へとつながっていきます。

大学中退して俳優養成所へ:決断の背景

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観た後、小林虎之介さんは映画業界に入ることを決意します。

そして、そのあとに観た『グリーンブック』でさらに思いを強くし、俳優養成所入所を決意したのです。

アカデミー賞を獲った作品だとも知らずに映画「グリーンブック」も見て、「この業界で働こう」と。その中で、養成所から進むなら1番可能性が高いのは役者かなと思って俳優部を選びました。

出典:モデルプレス

小林虎之介さんは、岡山県内の理系大学に通っていましたが、「若いうちに挑戦したい」との思いから上京を決断。

大学を中退するという大きな決断をする際、両親との約束を果たすため、通常4年かかる単位を2年間で取得するという努力を重ねました。

大学2年生のときに「俳優になりたい」と思って、親に相談したら「単位全部取ったらいいよ」って言われて。親は無理だと思っていたみたいなんですけど、本当に取っちゃったから驚かれました。「じゃあ大学辞めて、俳優やるわ」って言って、今に至るんですよね。

出典:U-NEXT SQUARE

親としては、大学は卒業してほしかったかもしれません。

特に、理系の大学ということで、将来的な安定を願う気持ちもあったのかもしれませんね。

しかし、この行動力と決意の固さが、小林虎之介さんの俳優としての道を切り開く原動力となったのです。

その姿に、きっとご両親も「この子なら大丈夫」と信じる気持ちを持てたのではないでしょうか。

小林虎之介さんは、2年で単位を修了し、大学を中退して東京へ

もともとは俳優ではなく、制作スタッフのような裏方職を考えていた時期もありました。

なんなら、役者じゃないプランのほうがしっかり思い描いていたくらいでした。(中略)現実味があるのはそっちだなと思っていましたけど、チャレンジするなら若いほうがいいと思って、とりあえず俳優部を最初に選んでみたという感じです。

出典:モデルプレス

役者以外の進路のほうが現実的だと考えていた小林虎之介さんでしたが、今の活躍を見ると、このときの決断が間違っていなかったことがよく分かりますね。

デビューまでの道のりと初出演作品

俳優養成所に入所後、そこから始まったのは、決して平坦ではない“下積み時代”です。

週1のレッスンに通いながら、早朝からバイトという過酷な生活。

睡眠時間を削りながら映画やドラマを観て、芝居の勉強も欠かしませんでした。

下積みと言われる期間が3~4年あって、その間も基本的に前を向いてはいました。(中略)週1でレッスンがあって、あとはバイトと、ひたすら作品を観ていました。まず朝4時に起きて、肉体労働のバイトに行って。早朝だと時給がいいんです。

出典:Real Sound

どんなに仕事がなくても「これが下積みだ」と前向きに捉え、努力を重ねてきた小林虎之介さん。

とにかく自分を追い込んで孤独に芝居と向き合った経験が、今の自分の俳優としての一つの武器になっているのかなというのは思いますね。

出典:Real Sound

そう語れる小林虎之介さんの言葉には、これまで積み重ねてきた覚悟と本物の強さがにじみ出ています。

そんな日々を経て、小林虎之介さんは2021年、ドラマ『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』第2話で、ゲスト出演として俳優デビューを果たします。

その後、小林虎之介さんは着実にキャリアを積み重ね、2023年には映画デビューを果たし、同年の『下剋上球児』で連続ドラマ初レギュラー出演を経験。

今こうして俳優として活躍する姿は、あのときの選択と日々の積み重ねが実を結んだ証と言えるでしょう。

まとめ

小林虎之介さんの俳優への道は、父親との何気ない映画鑑賞から始まりました

それまで明確な夢がなかった小林虎之介さんにとって、「この業界、面白そうだな」と心が動いたあの瞬間が、人生を変える第一歩となりました。

大学生活を捨て、両親との約束を果たしながら俳優養成所に通い、デビューを果たすまでの小林虎之介さんの決意と努力は、多くの人々に勇気を与えます。

オーディションでの大きな挫折や、孤独の中で自分と対話し続けた経験も、すべてが今の演技に生きていると言えます。

今後も着実にキャリアを積み重ね、さらなる活躍が期待される小林虎之介さん。

確かな演技力と魅力的な人柄で、日本の芸能界に新しい風を吹き込んでくれることでしょう。

これからの小林虎之介さんがどんな表現を見せてくれるのか、目が離せませんね。

それでは、ありがとうございました!

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