女優やタレントとして幅広く活躍する足立梨花さん。
2023年に結婚を発表し、大きな話題となりました。
そのお相手は、手話パフォーマーグループ「HANDSIGN」のTATSUさん。
今回は、足立梨花さんの旦那であるTATSUさんの素顔に迫り、手話パフォーマーとしての活動や意外な経歴についてご紹介します。
足立梨花の旦那・TATSUのプロフィール

まずは、TATSUさんの基本的なプロフィールをご紹介します。
- 本名:中野達朗(なかの たつろう)
- 年齢:非公開(30代後半と推定)
- 誕生日:3月7日
- 身長:187cm
- 出身:神奈川県二宮町
- 職業:ボーカル&手話パフォーマー
TATSUさんは、手話パフォーマンスグループ「HANDSIGN(ハンドサイン)」のメンバーとして活躍中。
HANDSIGNは、手話と音楽・ダンスを組み合わせた独自のスタイルで注目を集めているユニットです。
ちなみに、グループのメンバー全員は聴覚に障害のない健聴者。
TATSUさんはグループのリーダーでもあり、以下のように報じられています。
結成時からのメンバーで、リーダーのTATSUこと中野達朗さんは、手話を取り入れたオリジナルダンスを始めて以来、学んでは、悩み、挑んでは、技に磨きをかけてきた。
出典:神奈川新聞(カナロコ) 2016年3月9日
年齢は公表されていませんが、TATSUさんの誕生日は3月7日。
実際にご本人がX(旧Twitter)で誕生日メッセージに反応している投稿も確認できます。
そしてもうひとつ、驚くべき経歴が。
なんとTATSUさんは、江戸時代の偉人・二宮金次郎(二宮尊徳)の末裔なんです。
TATSUは、江戸時代の農政家で、多くの農村を復興させた二宮金次郎(二宮尊徳)の末裔(まつえい)でもあり、会見でも言及した。
出典:日刊スポーツ
そんなTATSUさんは、2005年にHANDSIGNを結成。
手話と音楽を融合させた新しいスタイルを切り開き、エンターテインメントと福祉の架け橋として活躍を続けています。
手話パフォーマーとは?

手話パフォーマーとは、音楽やダンスに「手話」を組み合わせたパフォーマンスを行うアーティストのこと。
音が聞こえにくい方にも音楽を“見て感じる”形で届けるために、視覚的・身体的に感情を伝える表現者です。
- 音楽に合わせた手話ダンスライブ
- 学校・福祉施設などでの講演やワークショップ
- 障害者支援イベントでのパフォーマンス出演
- 手話を使ったミュージックビデオ制作
手話パフォーマーは、単なるエンターテイナーではありません。
彼らの活動は、聴覚障害者と健聴者の間にある“壁”を取り払うための架け橋でもあります。
手話という言語を使って、音楽のメッセージを届ける。
そこには「みんなで一緒に音楽を楽しめる社会を作りたい」という強い想いが込められています。
TATSUさんのような手話パフォーマーは、音楽と福祉の新しい形を作り出す存在として、今ますます注目されています。
手話パフォーマーTATSUの経歴と活動

14歳でダンスを始めたTATSUさんは、高校を卒業後に民間企業に一度就職しましたが、その後大学に進学しています。
高校を卒業し、民間企業に就職。その後大学へ進学したころには、ストリートは二宮町から、JR平塚駅北口へ移っていた。
出典:神奈川新聞(カナロコ) 2016年3月9日
TATSUさんが手話に興味を持つきっかけとなったのは、2004年に放送されたTBS系ドラマ『オレンジデイズ』。
聴覚を失ったバイオリニストと、福祉を学ぶ大学生のラブストーリーを描いた作品で、手話によるコミュニケーションの美しさに強く心を打たれたそうです。
結成のきっかけは、2004年に放送されたTBS系ドラマ「オレンジデイズ」だ。聴覚を失ったバイオリニストと福祉を学ぶ青年のラブストーリーで、TATSUさんは劇中で使われた手話に興味を持ったという。
出典:神奈川県タウンニュース
その翌年、2005年にHANDSIGNを結成。
メンバーのSHINGOさんとともに、日本で初めて歌とストリートダンスに手話を融合させたスタイルを確立し、注目を集めました。
TATSUさんは、HANDSIGNとしての国内活動だけでなく、海外でも注目を集めるなど、幅広く活躍しています。以下に、これまでの主な実績をご紹介します。
世界が認めたパフォーマンス力
- ニューヨークのアポロ・シアター「アマチュアナイト」にて、2年間で7度入賞・2度の優勝
- 2010年:アマチュアナイト公認パフォーマーに認定され活動
2年間かけて何度も挑戦して、最終的に公認パフォーマーの称号をいただいたという感じですね。
出典:ニッポン放送 NEWS ONLINE
社会的メッセージを届ける音楽活動
- 2017年:デフリンピック(聴覚障害者の国際大会)の公式応援テーマソングとして「HERO」を担当(日本初)
- 2019年:「声手(こえて)」リリース/ローマ教皇来日テーマソングの手話振付を担当
- 同年:ディズニー映画『アナと雪の女王2』のメイン楽曲×手話パフォーマンス動画を制作
映像作品とメディアでの注目
- 2020年:「僕が君の耳になる」がYouTubeで再生回数970万回超
- 2021年1月:同MVが1000万回再生を突破
表彰・公的な役職
- 2018年:「湘南ひらつかアンバサダー」就任(平塚市の親善大使)
- 2020年:「JCI JAPAN TOYP 2020(青年版国民栄誉賞)」グランプリ受賞
- 2023年:神奈川県二宮町の観光大使に就任
新たな挑戦と社会貢献
- 2022年:日本初の「夏フェス×手話」イベントを開催
- 2023年:足立梨花さんとの結婚発表/日本初の手話通訳付きの結婚記者会見
HANDSIGNの楽曲は、聴覚障害のある方やその家族の実体験をもとに制作されたものが多く、感動的なストーリーが込められています。
TATSUさん自身は健聴者ですが、聴覚に障害をもつ人たちとの交流を大切にしながら、“心で伝える手話”を追求し続ける表現者として、今も全国各地で活動を展開しています。
まとめ
足立梨花さんの旦那・TATSUさんは、手話と音楽を融合させた新しいスタイルのパフォーマンスを確立したHANDSIGNのリーダー。
彼自身は健聴者でありながら、手話の世界に深く関わり、健聴者と聴覚障害者の懸け橋になりたいという思いを胸に、TATSUさんは精力的に活動を続けています。
- ドラマ『オレンジデイズ』をきっかけに手話に興味を持ち、独学で学び始めた
- 2005年にHANDSIGNを結成し、手話×ダンス×音楽という独自の表現を確立
- 楽曲制作や全国各地でのライブ、ワークショップ開催など幅広く活動
- 江戸時代の偉人・二宮金次郎の末裔という一面も
TATSUさんは、エンタメの枠を超えて、福祉や教育の現場でも心を動かす活動を続けています。
そんな信念と行動力を持つTATSUさんと足立梨花さんがパートナーであることにも、きっと深い意味があるはずです。
これからも、HANDSIGNの活動に注目するとともに、おふたりの活躍と幸せを応援したいですね!
それでは、ありがとうございました!
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