バラエティや舞台で大活躍のシソンヌ・長谷川忍さん。
番組内で見せる冷静なツッコミと、ちょっと不器用だけど真っ直ぐな人柄が魅力ですよね。
そのクールで淡々とした芸風の裏には、じつは“家族の絆”と“実家での思い出”がたっぷり詰まっているんです。
今回は、実家の寿司屋「網代寿し」、父親の知られざる一面、そして母親との感動&ほっこりエピソードまで、家族との関係を深掘りしてご紹介します!
長谷川忍の実家は浜松市の寿司屋「網代寿し」

シソンヌ・長谷川忍さんの実家は、静岡県浜松市にあった寿司屋「網代寿し(あじろずし)」。
- 店名:網代寿し
- 住所:静岡県浜松市中央区瓜内町1946-2
地元の人に愛された寿司屋で、長谷川忍さんが子どもの頃から慣れ親しんだ場所です。
2014年に『キングオブコント』で優勝した後には、コンビで実家を訪れ、父の握るお寿司を味わう“ドライブ旅”のロケも行われました。
優勝賞金を手に、長谷川の実家の寿司屋で、お父さんの握ったお寿司を食べるというドライブ旅の完結編です!
出典:広島ホームテレビ
さらに、テレビ番組『かまいガチ』でもロケが敢行され、かまいたち・山内健司さんが長谷川さんの実家を訪問。
その際、家の中で「壁に空いた穴」が発見されるという珍エピソードがありました。
弟さんの説明によると、「兄が親父とケンカしたときに、壁に穴をあけた」とのこと。
その理由は…
「中学の時に、仲のいい友達2人がとっても女の子にモテるイケメンだったんですよね。それでバレンタインでチョコレートもらったりするんだけど、自分は1個ももらったことがないと。それで怒った」
出典:スポニチ
まさかの父親への八つ当たり…!
今となっては笑い話ですが、当時は思春期の悔しさと、自分を出せる“家”があったからこその行動ですよね。
現在「網代寿し」は閉店していますが、長谷川忍さんにとっては、家族の思い出がたっぷり詰まった大切な場所。
本人にとっても特別な場所であることが伝わってきます。
父は寡黙な寿司職人で「トムとジェリー」博士

網代寿しの大将として、実家の寿司屋を支えてきたのが、長谷川忍さんの父・長谷川利治さん。
見た目も性格も“職人”という雰囲気で、普段は多くを語らない、寡黙なタイプのようです。
家族思いな、寡黙な父
2019年ごろ、長谷川忍さんの母が脳梗塞で倒れた際──
劇場出演中だった長谷川忍さんは、弟さんからの電話で事態を知ります。
慌てて父親に連絡するも、電話には出ず…その理由はまさかの、
「親父に電話したら出ないから弟に電話したら“親父テンパって車でどっか行っちゃった!”って。怖くなっちゃったみたいで、海行って、ずっと海見てたらしいですけど」
出典:スポニチ
普段冷静な父も、大切な妻の命に関わる一報に、気持ちの整理が追いつかなかったのでしょう。
その後、母は無事に一命を取りとめ、父親は懸命にリハビリのサポートに尽力したそうです。
言葉にはしなくても、家族への深い愛情がにじみ出ていますよね。
実は“トムとジェリー博士”という一面も
そんな職人肌の父親、実は「トムとジェリーの全話ストーリーをタイトルだけで言える」という驚きの特技を持っていることが、明らかになりました。
父がアメリカアニメの『トムとジェリー』のタイトルを見ただけで、ストーリーを全て言えるという特技を持っていると知ったことです。
出典:ORICON NEWS
なんともマニアックなスキルですが、長谷川忍さん自身も40年以上知らなかったそうです。
『トムとジェリー』といえば、セリフがほぼ無い“無声アニメ”。
タイトルを見ただけで内容を思い出せるというのは、相当な記憶力と観察力の証ですよね。
寿司屋を切り盛りしながら家族を養い、妻が倒れた後も一途に寄り添ってきた父・利治さん。
長谷川忍さん自身も家庭を持った今では、その背中がいっそう偉大に映るのではないでしょうか。
不器用だけど、どこまでも温かい。
そのまっすぐな姿は、長谷川忍さんのお笑いの“芯の強さ”にもつながっているように感じます。
母は“ファン対応も神”なおしゃれママ

職人肌の夫を支え、二人の息子を育て上げたのが、長谷川忍さんの母・長谷川正代さん。
とても気さくで明るく、ファッションにも強いこだわりを持つ“おしゃれママ”のようです。
ファッションのルーツは母にあり
私服センスにも定評があり、ファッション雑誌にも登場する長谷川忍さん。
そのファッションセンスの原点は、まさに母親の影響でした。
母親が、ちょっと言葉は悪いですけど西洋かぶれといいますか、海外のものが好きなんですよ。(中略)お袋が僕にドラマに出てくるようなファッションをさせてて、ジーパンとかもみんなより早めに履いてたりとかしたんです。
出典:GINZA
幼い頃から一緒に『ビバリーヒルズ青春白書』などの海外ドラマを観て、個性的なセンスでコーディネートしてくれたそうです。
中でも特に印象に残っているのが――
- 小学4年生でネオンカラーのジョーカースウェットを着て登校
- 女子から声をかけられ、「服で見た目をカバーできる」と気づく
- NBAキャップやレイカーズのバッシュなど“誰より早く”ゲット
- 中学では『MEN’S NON-NO』を参考に、似たスタイルを母が選んでくれた
まさに“先取りセンス”で、息子の個性を伸ばしてくれた存在。
今も変わらず、ファッションを楽しむ土台はここから築かれたと言えますね。
ファンにも超フレンドリー
実家の寿司屋「網代寿し」にファンが訪れた際には、なんと母親がその場で忍さん本人に電話するという神対応エピソードもありました。
「あんたのファンの子が来てるよ」と、わざわざ長谷川氏に電話を掛けて下さり、その電話を私に代わって下さるという衝撃サプライズにアタフタしまくってしまいました。
出典:散歩の日々、近所の景色
あたたかいおもてなしと、サービス精神にあふれた接客。
この明るく親しみやすい人柄が、お店の雰囲気にもにじみ出ていたんでしょうね。
母の日に…まさかのうっかり事件
そんな素敵な母親に対し、長谷川忍さんはある年の「母の日」に、うっかり対応をミスしてしまったことも。
その日、おふくろから電話かかってきたんですけど、なんか、今、移動中だけどって言ったら『ああ、じゃあいい』って電話切られたんで。
出典:日刊スポーツ
母親の「じゃあいい」とあえて何も言わずに電話を切るあたり、実はちょっと期待していたのかも…と想像すると切なくもあり、可愛い一面ですよね。
その後も「やっちゃった」と反省はしたものの、「今さらかけ直してもウソっぽい」と言い訳する長谷川忍さん。
そんな“照れ隠し”込みの母と息子の関係性が、なんとも微笑ましくてリアルです。
ファッションセンス、明るさ、そして優しさ――
長谷川忍さんの人柄やセンスの良さは、きっと母親からの愛情とセンスの遺伝なんだろうなと感じますね。
まとめ
シソンヌ・長谷川忍さんの実家は、静岡県浜松市にあった寿司屋「網代寿し」。
父は寡黙な寿司職人で、母は明るくておしゃれな“看板女将”。
そんな家族に囲まれて育ったからこそ、今の長谷川忍さんの落ち着いた人柄や独自のセンスが育まれたのかもしれません。
- 実家は浜松市の地元で愛された寿司屋「網代寿し」
- 父は無口で職人気質ながらも、家族思いな一面を持つ人物
- トムとジェリーを全話記憶している特技を持つ
- 母は人とのつながりを大切にする明るい性格
- 長谷川忍さんのファッション好きに影響を与えた
笑いの裏にある、深くて優しい家族の絆。
これからも長谷川忍さんらしい視点とユーモアで、多くの人の心を和ませてくれることでしょう。
コンビとしての抜群の掛け合いも、個人でのトーク力やセンスも魅力的な長谷川忍さん。
これからも、その多彩な活躍をあたたかく応援していきたいですね!
それでは、ありがとうございました!
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