今やバラエティ番組に引っ張りだこの人気芸人・おいでやす小田さん。
その歯切れのよいツッコミと存在感のあるキャラで、テレビで見ない日はないほどの活躍ぶりです。
そんな小田さん、実は「大学を中退して芸人の道へ進んだ」という経歴を持っているのをご存じでしょうか?
今回は、おいでやす小田さんが通っていた大学や、当時のエピソード、そして芸人を志したきっかけまで、深掘りしてご紹介します!
おいでやす小田の大学はどこ?

おいでやす小田さんが進学していたのは、大阪電気通信大学です。
2022年度の卒業式では、同大学出身の芸人として、卒業生に向けたビデオメッセージも贈っています。
大阪電気通信大学は、大阪府寝屋川市にある、理工系や情報系の分野に強い私立大学です。
以下は、2025年度の各学部と偏差値の目安です。
学部 | 偏差値(目安) | 主な学科・専攻例 |
---|---|---|
総合情報学部 | 42.5~45.0 | デジタルゲーム学科、情報学科、ゲーム&メディア学科 |
工学部 | 37.5~40.0 | 電気電子工学科、電子機械工学科、機械工学科、基礎理工学科(数理科学・環境化学) |
情報通信工学部 | 40.0 | 情報工学科、通信工学科 |
建築・デザイン学部 | 40.0~42.5 | 建築学科、空間デザイン学科 |
健康情報学部 | 35.0~37.5 | 医療工学科、理学療法学科、スポーツ科学科 |
小田さんが在籍していた具体的な学部や学科は公表されていませんが、ご本人はYouTubeチャンネルで、
「大学中退してる。めちゃくちゃ偏差値低い大学。多分偏差値46~7の」と話し、「ちょいバカ」と自虐した。
出典:スポニチ
とはいえ、大阪電気通信大学は地元・関西では就職先としても評価が高く、堅実な大学として知られています。
頭がよさそうに見える?インテリ系と誤解される小田さん
実は、テレビでの印象から「頭が良さそう」「インテリ系?」と思われがちな小田さん。
しかし本人は、「インテリじゃないのに、そう見られて困る」と話しています。
さらに、「クイズ番組でミスると変な空気になる」と語り、「コメンテーターの仕事はNG」と出演を断っているほど。
「ミスると変な雰囲気になる」といい「一番まずいタイプ」と語った。
「俺唯一NG出してるのが、コメンテーターの仕事やから。絶対無理なの分かってる」
出典:スポニチ
実際は、ツッコミやリアクションで“ひな壇芸人”として場を盛り上げるのが真骨頂。
声の大きさとテンポの良さ、そして瞬発力のあるツッコミが魅力で、バラエティ番組の現場でも“重宝される理由”がよくわかります。
今の小田さんの活躍ぶりを見ると、学力でははかれない頭の良さや努力を物語っていますよね。
おいでやす小田の大学時代の過ごし方と迷い

大学時代、おいでやす小田さんは、地元である京都市内で湯豆腐屋さんや和食店でアルバイトをしていました。
僕は南禅寺近くの湯豆腐屋と、木屋町の和食屋でのアルバイトを掛け持ちしていた
出典:コトカレ
お笑い養成所(NSC)に通うための資金を貯めていたといいます。
20歳のころ、お笑い養成所に通うお金を貯めるため、湯豆腐店で働いていたそうだ。
出典:スポニチ
つまりこの頃すでに、「芸人になりたい」という想いを抱えていたのですね。
また、休日には鞍馬寺や鞍馬温泉に足を運ぶなど、地元ライフを楽しんでいた様子もあったそうです。
しかし、そんな日々のなかで、徐々に将来への迷いも芽生えていきます。
ある日の昼休み、小田さんは大学近くの公園で、ひとりでお弁当を食べていたといいます。
そのとき、ふとした瞬間に、「このまま普通の人生が続いていくのか…」という漠然とした不安がこみ上げてきたのだとか。
2年生ぐらいのときに、大学の近くの公園でお昼ご飯を1人で食べていたんですよ。友だちもそんなにいなくて。その時に、明日からもこんな日々が続いていくのかと考えたらもう嫌になっちゃって。
出典:狛江市
この瞬間が、人生の大きな転機となる出来事の“始まり”だったのです。
特別なきっかけがあったわけではなく、何気ない日常の中で、何かを変えたいという気持ちが少しずつ膨らんでいたのかもしれませんね。
即断!大学を中退して芸人の道へ

その日その足で、小田さんは吉本興業の養成所(NSC)大阪校のパンフレットを取りに行き、なんとその夜には両親に「芸人になる」と宣言。
大学2年生にして中退を決意し、お笑いの世界に飛び込む覚悟を固めました。
芸人をやりたいっていう気持ちはずっとあったので、そのお昼休みの間に、難波の吉本興行本社に行きました。養成所のパンフレットを取って帰って、親にはその日のうちに「芸人になる!」って言いました。だから、導かれるようにその一瞬で決めたんですよ。
出典:狛江市
まさに、思い立ったら即行動。
そして、小田さんがここまで強い意志で芸人の道を選んだ背景には、ある“お笑いコンビ”の存在がありました。
僕がお笑いを始めたきっかけはダウンタウンさん。今ここにいることも、ダウンタウンさんあって。僕がお笑いの世界に踏み出したのは、100%ダウンタウンさんのおかげ。
出典:encount
子どもの頃からずっとテレビで見ていたダウンタウンに憧れ、「自分もこんなふうに人を笑わせたい」と思った気持ちが、大学生活の中で再び大きくなっていったのかもしれません。
そして小田さんは、両親の反対を押し切ってNSC大阪校の23期生として入学し、本格的に芸人としての道を歩み始めました。
大学中退という選択は勇気のいる決断ですが、自分の気持ちに正直に動いたその一歩が、今の小田さんを作ったんですね。
まとめ
テレビで大活躍中の芸人・おいでやす小田さん。
その鋭いツッコミと存在感から“インテリ系芸人”のように見られがちですが、実は大学を中退して芸人になったという意外な過去を持っていました。
- 大学は大阪電気通信大学(理工系私立・偏差値35〜45)に進学
- 養成所通いのために湯豆腐店などでアルバイト
- 大学生活の中で将来への迷いが生まれる
- ある日、公園での昼食中に“芸人になる”と決意
- その日のうちに両親に宣言し、中退 → NSC大阪校へ入学
- ダウンタウンへの憧れが、お笑いの道を後押しした
静かに過ごしていた大学生活の中で芽生えた「このままでいいのか」という違和感。
それを見逃さずに行動へつなげたからこそ、今の小田さんの姿があります。
テレビでの活躍が多いのは、彼の芸人としての実力や経験が評価されているからです。
どんな道であっても、自分の心に正直に進むことが、人生を動かす第一歩になるのかもしれません。
これからも、ひな壇や舞台で輝くおいでやす小田さんのさらなる活躍を応援していきたいですね!
それでは、ありがとうございました!
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