芸能活動と育児を両立しながら“大学進学”を選んだ小倉優子さん。
テレビの企画で大学受験をしたことは知っている方も多いと思いますが、「結局、今はどこの大学に通ってるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?
実は、小倉優子さんは白百合女子大学に通った後、現在は別の大学に在籍中なんです。
今回はその大学進学の流れや、編入に至った理由をわかりやすく紹介していきます。
小倉優子の大学は結局どこ?時系列まとめ

まずは、小倉優子さんがどこの大学を選び、変遷してきたのかを時系列で整理してみましょう。
- 2023年4月:白百合女子大学 人間総合学部(児童文化学科)に入学
- 2025年4月:日本女子大学 通信教育課程 食物学科へ2年次編入
つまり、現在(2025年6月時点)在籍しているのは、日本女子大学の通信教育課程・食物学科の2年生です。
なお、編入が公表されたのは2025年5月ですが、日本女子大学の通信教育課程は「4月」と「10月」のみ入学が可能であるため、実際の編入時期は4月だったと考えられます。
また、小倉優子さんは2023年に大学へ入学しているため、学年としては本来「3年生」に該当します。
2024年4月には、自身のInstagramで、大学2年生のスタートを報告していました。
しかし、食物学科は制度上「3年次編入」ができないため、白百合女子大学での在籍期間があっても、日本女子大学では「2年次編入」として再スタートを切ったと見られます。
2年次編入学
■入学資格 【家政学部児童学科・食科学部食科学科共通】
(1)4年制大学に1年以上在学し、30単位以上修得した者又は本学入学前までに修得見込の者
3年次編入学 (家政学部児童学科のみ)
■入学資格 (1)4年制大学に2年以上在学し、62単位以上修得した者又は本学入学前までに修得見込の者
出典:日本女子大学 通信教育課程 入学募集要項
白百合女子大学では通学制での学びを経験しましたが、育児・仕事との両立の難しさから、より柔軟に学べる通信制への転換を決意。
退学ではなく、「自分の生活スタイルに合った学び方に変える」という前向きな選択だったと言えるでしょう。
「続けること」が一番大変な中で、やめるのではなく学び方を工夫して継続するという選択は、本当に素敵ですよね。
白百合女子大学に入学した理由は?受験の背景も紹介

小倉優子さんが大学進学を目指したきっかけには、シングルマザーとしての強い思いがありました。
私がシングルマザーじゃなければ、この選択はしなかったかもしれません。(中略)
自分には教養がないということがずっとコンプレックスだったんです。子どもに勉強を教えることができないという不甲斐なさも感じて。(中略)
もしかしたら、来月は仕事がないかもしれない。シングルだからこそ、そこに危機感もありました。
出典:STOTY web
学力に対するコンプレックス、子どもに勉強を教えられないもどかしさ、将来への不安…。
そうした気持ちから、「知識を増やすことで、仕事の幅も広がるかもしれない」と、自分の可能性に懸けてみる決意をしたそうです。
2022年2月には、TBS系のバラエティ番組『100%!アピールちゃん』の企画で、早稲田大学教育学部の合格を目指すことを発表。
実際に受験したのは以下の6大学です。
- 早稲田大学
- 学習院女子大学
- 成蹊大学
- 津田塾大学
- 学習院大学
- 白百合女子大学
その中で唯一合格したのが、白百合女子大学 人間総合学部(児童文化学科)でした。
当初は番組企画として始まった挑戦でしたが、受験した中で「児童系の学部」は白百合女子大学のみ。
「子ども・家庭・教育」について学べるこの学科は、シングルマザーとして日々子育てに向き合う小倉優子さんにとって、一番関心があり、学びたいと感じていた分野でした。
児童系の学部を受けたのが白百合女子大学だけだったのですが、一番興味があり、学びたい分野だった学部に合格をいただいたというのは、結果的には一番良い道に導いてもらえたんだと今では思っています。
出典:STOTY web
努力の末に勝ち取った合格と、学びたい内容が一致していたこともあり、小倉優子さんにとってはとても前向きな進路選択となりました。
入学後は、白百合女子大学でのキャンパスライフについて「すごく楽しい」と語るなど、充実した日々を送っていたようです。
しかしその一方で、現実の壁にも直面していました。
先日のイベントでは『子育ても仕事も大学も全部楽しもうとしたら、4年だと大変』と語り、“留年宣言”しました」
出典:NEWSポストセブン
3人の子どもを育てながら、仕事と学業をこなす――
これは想像を絶するほどハードな日々だったに違いありません。
それでも小倉優子さんは学びをあきらめず、「無理のないスタイルで学び続ける」という選択をしたのです。
この決断には、同じ母親としても心から共感し、応援したくなりますよね。
日本女子大学 通信課程・食物学科へ編入した理由とは?

白百合女子大学での学びに満足していた一方で、小倉優子さんが直面したのは、「通学の壁」でした。
シングルマザーで3人の子どもを育てながら芸能活動もこなす中、毎日の通学はやはり大きな負担。
そこで選んだのが、日本女子大学 通信教育課程・食物学科への編入でした。
2025年5月18日、自身のInstagramで編入を報告。
理由について、次のように明かしています。
子育てと仕事との両立を考慮し、
出典:小倉優子 Instagram
生活環境により適した形で学びを続けていくため、
日本女子大学 通信教育課程 食科学部に編入いたしました。
通学の必要がない通信制ならではの柔軟さが、小倉優子さんにとって大きな決め手となったようです。
さらに注目したいのは、小倉優子さんがもともと料理好きであるという点。
SNSでは手作りの料理をたびたび披露しており、2024年には「食育健康アドバイザー」や「管理健康栄養インストラクター」といった食に関する資格も取得しています
「新しい場所で料理のベースとなる知識を得るための学びを深めたい」という意欲も綴っており、日々の食生活や子育てにしっかりと活かしていく意欲が伝わってきます。
母としての実生活と深く結びついた“食の学び”。
ただのキャリアチェンジではなく、日常を豊かにするための前向きな編入だったことがよく分かりますね。
まとめ
小倉優子さんは現在、日本女子大学 通信教育課程・食物学科に在籍しています。
改めて、大学進学の流れを整理すると、以下のようになります。
- 2023年4月:白百合女子大学 人間総合学部(児童文化学科)に入学
- 2025年4月:日本女子大学 通信教育課程 食物学科へ2年次編入
当初は通学制の大学に入学し、キャンパスで学ぶ楽しさも感じながら過ごしていましたが、シングルマザーとしての育児・芸能活動との両立は想像以上にハードで、4年での卒業は難しいと判断。
それでも「学ぶことをあきらめない」という思いから、より自分の生活に合った“通信制”というスタイルに切り替える選択をしました。
また、食物学科を選んだ背景には、日頃から料理を大切にし、家庭や子どもの健康を支えたいという等身大の母としての願いも感じられます。
芸能人であり、3人の子どもを育てる母でありながらも、学びをあきらめなかった小倉優子さん。
その姿勢には、同じ親としても、女性としても、尊敬の声が多く寄せられています。
これからどんな知識を吸収し、どんな場面で活かしていくのか、小倉優子さんの“第2の学生生活”にも注目していきたいですね!
それでは、ありがとうございました!
コメント