水上恒司の改名理由とは?岡田健史との決別と本名での再スタート!

水上恒司

「岡田健史」の名で鮮烈な俳優デビューを果たした水上恒司さん

しかし、2022年に突然本名への改名を発表し、ファンの間では驚きと戸惑いの声が広がりました。

なぜ彼は、順調なキャリアの中で名前を変える決断をしたのでしょうか?

その背景には、前事務所との関係、芸名への違和感、そして俳優としての信念が深く関係しています。

本記事では、改名の理由や経緯、そして現在の活動に至るまでを詳しく解説します。

目次

水上恒司が芸名「岡田健史」として活動していた背景

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水上恒司さんは、中学生時代からスカウトされており、約5年間の誘いの末に芸能界入りを決意。

高校卒業後すぐに芸能事務所「スウィートパワー」の男性俳優部門「スパイスパワー」に所属し、「岡田健史」という芸名で俳優活動をスタートしました。

この芸名は、当時の事務所社長・岡田直弓氏の名字を取り、事務所主導で名付けられたものでした。

中学1年のときから5年かけて口説き落としたのが岡田さんなんです。

そんな彼に自分の名字をつけるほど強い期待を寄せていたのが、事務所の岡田社長でした。

出典:女性自身

2018年のTBSドラマ『中学聖日記』で一躍注目を集め、「岡田健史」の名は瞬く間に広く知られるようになりました。

出典:「中学聖日記」Instagram

その後も、ドラマや映画など多くの話題作に出演し、俳優としての経験を重ねました。

演技力と存在感が高く評価され、2020年には石原裕次郎新人賞、2021年には日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。

このように順調なスタートを切った俳優人生のように見えましたが、その裏では事務所との関係に徐々に歪みが生じていきました。

順風満帆に見える中にも、本人しかわからない葛藤があったのかもしれません。

改名の理由①|事務所独立と芸名使用の制限

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水上恒司さんが改名に至った大きな理由の一つが、前所属事務所との契約トラブルです。

報道によれば、デビューから1年半は給与が支払われず、その後も月収は約15万円ほど。

さらに、社長の自宅近くにある寮に住まわされ、プライバシーの確保も困難な状況だったといいます。

岡田はデビューしてから1年半は給料ゼロ。今でも手取りは15万円ほどと、所属事務所とかなり厳しい契約を結んでいると報じられました。

自宅は社長の自宅すぐそばのマンション借り上げの寮で、ほぼ毎日社長から監視されているような環境に耐え難かった…と周囲には漏らしているようです。

出典:FRIDAY

このような待遇に加え、所属事務所の岡田社長によるセクハラ疑惑が『週刊文春』で報じられ、大きな波紋を呼びました。

こうした一連の不祥事も、水上恒司さんの不信感を強めた可能性があります。

こうした労働環境や人間関係への不信感から、水上恒司さんは2021年に契約解除を求めて裁判を起こしました

最終的に、2022年8月末をもって事務所を退所し、独立。

これにより、芸名「岡田健史」は使用できなくなりました

芸名が事務所に紐づく“ブランド”であったことが、結果的に改名を後押しする形となったのです。

表には出ない苦悩や葛藤が、静かに積み重なっていたのかもしれません。

水上恒司さんにとって、スカウトされてからの道のりは、きっと感謝と複雑な感情が入り混じるものだったでしょう。

改名の理由②|「岡田健史」との決別と本名に込めた覚悟

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もう一つの大きな理由は、自分の意思で生きるという強い決意でした。

水上恒司さんは、自らの置かれていた環境に対し違和感を抱いていたことを明かしています。

少し前まで僕がいたのは、ベルトコンベアに乗っていればお金が稼げる場所でした。

でも、その環境に気持ち悪さを感じていたんです。「自分が操り人形みたいになるわけないのに、なんで周りの大人はそんな目で僕を見るんだろう

出典:婦人公論

だからこそ改名は、単なる芸名の変更ではなく、“誰かに与えられた名前”から“自分で選び取った生き方”へのシンボルだったのかもしれません。

そして、改名後に選んだのは、自分のルーツである「水上恒司」という本名

その思いは、次の言葉にも表れています。

やはり行きつく先は、両親のもとに生まれたこと。今の僕が形成された最初の一歩って父と母なので、2人のもとに生まれて育ったことが一番ですね。

出典:THE CHANGE

新しい名前「水上恒司」は、ご両親の「恒星のように自ら発光して周囲を照らし、司る人間になれ」という願いが込められています。

水上恒司さんは改名発表時に、「心機一転、ゼロではなくマイナスからのスタートだと思っている」と語っており、新たな人生の始まりとして本名を選んだことがわかります。

与えられた環境から飛び出し、自らの足で歩き始めた水上恒司さん。

独立後は自ら仕事を選び、責任を持って取り組むという姿勢が明確になり、NHK朝ドラ『ブギウギ』への出演や映画主演など、俳優としての幅も広がっています。

楽な道ではないものの、「生きているという実感がある」と本人が語るように、迷いながらも本来の自分と向き合い続ける姿がとても印象的です。

まとめ

水上恒司さんの改名には、「前事務所との契約解除による芸名使用不可」という表面的な理由だけでなく、「岡田健史」と決別し、自分の原点に立ち返るという強い意志が込められています。

幼い頃からの原点である“両親のもとに生まれたこと”を大切に思う気持ちが、本名に込められた覚悟と重なります。

葛藤や不安を抱えながらも、自分の信じる道を進もうとするその姿勢に、多くの人が勇気をもらえるのではないでしょうか。

本名である「水上恒司」で再スタートを切った今、彼は“自分自身の人生を生きる”ことを選んだのです。

逆境から立ち上がり、俳優として新たな一歩を踏み出した水上恒司さん。

俳優としてのさらなる成長と飛躍を見守りながら、これからも応援していきたいですね!

それでは、ありがとうございました!

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