婚活コーディネーターとして、これまでに2500組以上のカップルを誕生させてきた荒木直美さん。
熱血でエネルギッシュな語り口とその実績から、「婚活界の松岡修造」「婚活界の瞬間接着剤」と呼ばれテレビや雑誌でもおなじみの存在です。
そんな“カリスマ婚活アドバイザー”である彼女の、実際の結婚生活とはどんなものなのでしょうか?
そして、婚活のプロが“選んだ男性”とはどんな人物なのでしょうか?
この記事では、夫・荒木拡光さんのプロフィールから出会いのきっかけ、そして現在の仲睦まじい夫婦生活までを詳しく紹介します。
婚活コーディネーター荒木直美の旦那とは?

荒木直美さんの夫は、熊本県出身の荒木拡光(あらき ひろみつ)さんという一般男性。
現在、荒木さんと同じく56歳で、結婚歴はすでに28年を超えています。
大学卒業後は、地元・熊本の企業に就職し、それ以来ずっと同じ会社でまじめに勤めているとのこと。
のちに結婚する荒木拡光さん(49)だ。拡光さんは熊本出身。(中略)拡光さんは大学を卒業すると地元、熊本の会社に就職。
出典:週刊女性PRIME
性格は、口数は少ないけれど、冷静で芯のある頼れるタイプ。
荒木さんはインタビューの中で、こう語っています。
彼はあまりしゃべらないけど、この人がいれば大丈夫だという安心感があります。私はせっかちでパッと決めちゃうタイプだけど、彼はいつも冷静だし。
出典:週刊女性PRIME
社交的でエネルギッシュな荒木さんとは真逆の性格。
でも、だからこそ、夫婦としてちょうどいいバランスが取れているのかもしれません。
趣味は山登り。
休日には夫婦で近くの山へ出かけることもあるそうで、自然の中でリフレッシュする時間がふたりの共通の楽しみでもあります。
結婚生活26年、夫のおつまみ作るのが趣味だったり、夫婦で登山するんですよ
出典:ラブカツオフィシャルブログ
婚活イベントで全国を飛び回る妻を、そっと支えながら、同じ趣味を一緒に楽しむ。
そんな心強くて温かい存在が、荒木さんの旦那さんなのです。
結婚生活に大切なのは、どれだけ話すかよりも、“この人がいれば大丈夫”と思える安心感かもしれませんね。
荒木直美の夫との出会いと馴れ初め

荒木直美さんと夫・拡光さんの出会いは、20代前半、東京での仕事現場でした。
当時、荒木さんは上京して「はとバス」に就職し、バスガイドとして働いていた時期。
ある日、大学の添乗員アルバイトとしてやってきたのが、後に夫となる拡光さんだったのです。
バブルの時代で、はとバスも人手不足。大学生のアルバイト添乗員としてやってきたのが、のちに結婚する荒木拡光さん(49)だ。拡光さんは熊本出身。長崎出身の荒木さんとは同じ九州人ということで、すぐに意気投合。
出典:週刊女性PRIME
当時、2人は同じ21歳で、同じ九州出身という親近感もあり、すぐに打ち解けたそうです。
さらに荒木さんにとって拡光さんは、見た目も“ど真ん中のタイプ”。
しかも荒木さんにとって、拡光さんはど真ん中。「好みの顔」だったという。
出典:週刊女性PRIME
一方の拡光さんはというと、社交的で明るい荒木さんに強く惹かれていたといいます。
昔はうぶだったから、彼女に押しに押された感じはあります(笑)。彼女はすごく社交的で、初対面でも誰とでも仲よく話せる。自分にないものを持っていて、本当にうらやましかったです。
出典:週刊女性PRIME
性格はまるで正反対、だけど、だからこそ惹かれ合う。
お互いに「自分にない魅力」に自然と引き寄せられ、恋愛へと発展していきました。
やがて拡光さんは大学を卒業し、地元・熊本の企業に就職。
荒木さんも長崎へ戻り、別々の場所で社会人生活をスタートさせます。
そこから始まったのは、結婚するまで5年間の中距離の遠距離恋愛。
そして別れ際には、拡光さんが車のブレーキランプを5回点滅=「アイシテル」のサインとして送っていたという、なんともロマンチックなエピソードも。
ドリカムの『ア・イ・シ・テ・ルのサイン』の歌詞をまねして、彼が熊本に帰るときは、5回ブレーキランプを点滅してもらって。
出典:週刊女性PRIME
実際、荒木さん自身も「会えない時間が愛を育てる」と語っています。
距離を理由に諦めるのではなく、“離れていても愛し合える”努力を重ねてきた2人。
言葉ではなく、仕草で伝える思いやり。
日々の積み重ねが、やがて大きな信頼と絆になっていったのです。
遠く離れていても「信じ合える関係」があれば、きっとどんな恋も続いていけるのかもしれませんね。
現在の夫婦関係と夫婦エピソード

1996年に結婚した荒木直美さんと拡光さん。
結婚からすでに30年近くの時が経ちましたが、現在も熊本を拠点に、穏やかで仲の良い日々を送っています。
家庭には、一卵性双生児の男の子が誕生。
子どもたちも成人し、今は夫婦ふたりの時間を楽しむ日々が続いているようです。
いつも手をつないで歩く2人
ふたりで外出するときは、必ず手をつないで歩くのが習慣。
2人で出かけて外を歩くときは、いつも手をつないでいる仲よし夫婦
出典:週刊女性PRIME
何年経っても“恋人同士のような距離感”を保っている姿が印象的です。
結婚生活において「安心感」と同時に、「ときめき」も大切にしているのでしょう。
3足のスニーカーで夫との時間を特別に
荒木さんには、日常をちょっと素敵にする“自分ルール”があります。
それが、「三足のコンバースを履き分ける」というもの。
3足のコンバース(スニーカー)を汚れ具合で「松」「竹」「梅」と命名。仕事やプライベートのTPOにあわせて履き分けている。「松」を履くのは夫とのデートのとき。
出典:oggi
一番キレイなスニーカーは、夫との時間のために。
そんな小さなこだわりに、夫婦関係を大切に思う気持ちがにじんでいます。
忙しくても“おつまみ3品”は欠かさない
荒木さんがもうひとつ大事にしているのが、「おつまみは必ず3品作る」というルール。
仕事でどれだけ忙しくても、帰宅した夫のために、食卓に3品のおつまみを並べるのが日課になっています。
忙しくても必ずおつまみを3品作ること。仕事だけでなく家事もしっかりとこなすのがポリシー。
出典:oggi
多忙な自分を支えてくれる夫への感謝を、料理という形で伝える日常は素敵ですね。
晩酌の時間が明日へのエネルギーに
そんなふうに心を込めて準備したおつまみを、夫が美味しそうに食べている姿を見ながら飲むお酒。
それが、荒木さんにとって何よりの癒しであり、明日への活力になっているのです。
おつまみを楽しんで食べている旦那さまの姿を見ながらお酒を飲むのが、荒木さんの明日への活力になっているんですね。
出典:FMK
家で静かに、気を張らずに過ごす夫婦の時間。
そのシンプルさこそが、荒木さんにとって一番の贅沢なのかもしれません。
結婚活イベントでカップルが成立すると、荒木さんはふと「私も早く主人に会いたくなる」と思うのだそうです。
30年近い年月を共にしながら、今もそう感じられる相手がそばにいること。
それはきっと、誰もが憧れる“夫婦のかたち”なのではないでしょうか。
いつまでも“会いたくなる相手”でいること。
それが、結婚生活の理想なのかもしれませんね。
まとめ
婚活コーディネーターとして多くのカップルをつないできた荒木直美さんの旦那さんと、馴れ初めや夫婦エピソードについて紹介してきました。
- 夫は同い年の荒木拡光さん
- シャイで誠実、頼れる会社員
- 出会いは“はとバス”の現場、まさに運命的
- 恋愛期間7年(中距離恋愛5年)の末に結婚
- 今でも手をつなぎ、感謝と愛情を欠かさない日常
婚活のプロだからこそわかる、“本当に相性の良い人”とは、話が合うとか趣味が一緒というだけではなく、安心できる・信頼できる・素の自分でいられる人なのだと教えてくれているようです。
これから結婚を考えている方や、パートナーとの関係に悩んでいる方にとって、荒木夫妻のエピソードはヒントになるかもしれませんね。
人生をともにする相手とは、きっと「選ぶ」のではなく、「育てていく」ものなのかもしれません。
これからも、たくさんのカップルをつなぎながら、ご自身の幸せも深めていく荒木直美さん。
私たちもその姿を、温かく応援し続けたいですね。
それでは、ありがとうございました。
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