お笑いコンビ「ニューヨーク」のツッコミ担当として人気を集める屋敷裕政さん。
毒舌ながらも頭の回転が早く、知的な印象を持つ方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな屋敷さんの出身大学や学部、さらに学生時代のエピソードや奨学金生活など、知られざる大学生活について深掘りしていきます!
屋敷裕政の出身大学と学部

屋敷裕政さんの出身大学は、同志社大学です。
学部は文学部社会学科メディア学専攻(現在の社会学部メディア学科)でした。
屋敷さんは同志社大学、嶋佐さんは神奈川大学を卒業後に、NSCこと吉本総合芸能学院に入学。大学を出てまで芸人をめざすことに、罪悪感を抱いていたとか。
屋敷「もともとテレビ関係の仕事がしたくて、大学ではメディア学を専攻していました。
出典:MEN’S NON-NO
同志社大学は、関西の名門私立大学「関関同立」の一つとして知られており、偏差値はおおよそ60~63とされています。
受験は一般入試で、しかも現役合格。
高校は地元・三重県熊野市の県立木本高校に通っていました。
学力の高さに加え、計画的に進路を決めていたことがうかがえますね。
大手メディアAll Aboutが実施した「実は高学歴と知って驚いたお笑い芸人ランキング」では、屋敷裕政さんが同志社大学出身として同率17位にランクイン。
SNS上でも「インテリ芸人」として話題になりました。
大学時代の課外活動とエピソード

屋敷裕政さんは、大学時代にお笑い活動をしていたわけではありませんでしたが、興味深いエピソードがあります。
学園祭での出会い
学園祭で、同じ大学の先輩であるカズレーザーさん(メイプル超合金)や同級生の東ブクロさん(さらば青春の光)が組んでいたコンビ「フルハウス」の漫才を観客として見た経験があるそうです。
2人共に同志社大学の出身で、屋敷はカズレーザーの1学年後輩。その学生時代、屋敷はカズレーザーのお笑いサークルが立つ舞台を見ながら、「じっと睨みつけていた」という。
出典:お笑いナタリー
屋敷裕政さんが学園祭で、カズレーザーさん&東ブクロさんの漫才を観ていたというのは、夢のような光景ですよね。
先輩・同級生が、後にお笑い界で大ブレイクするという流れ…これは本当にドラマチックです。
喜劇研究会への興味と断念
カズレーザーさんと東ブクロさんも在籍していた「喜劇研究会」。
屋敷裕政さんも一時、喜劇研究会に入ろうと考えていたそうですが、「タバコを吸う人が多い」と聞いて、入部を断念したと語っています。
もしその場で入部していたら、当時すでに活躍していたカズレーザーさんや東ブクロさんと一緒にネタを作り、舞台に立っていた可能性も。
そんな立場から、数年後には芸人として肩を並べることになるなんて、運命って面白いですよね。
テニスサークル「SMASH」に所属
屋敷裕政さんが大学時代に所属していたのは、同志社大学にあるテニスサークル「SMASH」。
同志社大学には100を超えるテニスサークルが存在していたそうですが、SMASHはその中でも練習やイベントが充実していたサークルのひとつです。
サークル内での交流やイベントを楽しむサークルで、屋敷裕政さんは学生らしい日々を過ごしていたようです。
当時のSMASHでのエピソードを面白おかしく、自身のYoutubeでも語っていて必見です!
こうした環境で、屋敷裕政さんはテニスそのものだけでなく、人とのつながりや“学生らしい青春”を大いに楽しんでいたようです。
奨学金生活と塾講師のアルバイト経験

屋敷裕政さんの家庭は母子家庭だったため、奨学金制度を利用して進学しました。
本人もインタビューなどで「奨学金がなければ大学には行けなかった」と語っており、経済的には決して余裕のある学生生活ではなかったようです。
僕は、「こういうのがあるから」ってめっちゃオカンに教えられました。オカンも僕を大学には行かせたいって思ってたみたいで……。(中略)そのプランの中で当たり前に奨学金が組み込まれていたというか。だから僕もけっこう前から奨学金制度は利用するもんやと思ってました。
出典:FANY Magazine
大学在学中は、塾講師としてアルバイトもしており、学費や生活費をまかなうために地道に働いていました。
本人のSNSから、京都を中心に展開している進学塾「りす・コミュニケーション」という塾で講師のアルバイトをしていたようですね。
さらに、大学時代には教育実習の経験と、教員免許の取得もしています。
卒業後には一度テレビ制作会社に就職し、社会人としての経験を経たうえでNSC(吉本総合芸能学院)に入学しました。
屋敷裕政さんは社会人を経験したことで、逃げ道のない状態で芸人に挑戦できたと振り返っています。
僕は大学を卒業して社会人を経て芸人になってるんですけど、「もし若いときから芸人やってたら、もう絶対やめとったやろうな」っていう感覚はありますね。
出典:FANY Magazine
大学時代の経験が、後の芸人としての覚悟や人生観に大きな影響を与えたようです。
まとめ
屋敷裕政さんは、同志社大学の文学部社会学科メディア学専攻出身です。
大学生活は、経済的な苦労がありながらも、充実した学びと経験の時間だったようです。
同志社大学でのメディア学の学び、奨学金を利用した苦学生活、そして様々な課外活動や人との出会いが、現在の芸人としての活動に大きな影響を与えています。
大学卒業後にテレビ制作会社のADとして就職しながらも、芸人への夢を諦めきれずNSCへ進学した経緯からも、大学時代に培った「大人になってから芸人になる覚悟」が感じられます。
屋敷裕政さんの事例は、大学生活がその後の人生や職業選択に大きな影響を与える可能性を示しています。
今後の活躍にも、大学時代の経験が生かされていくことでしょう。
これからも屋敷裕政さんとニューヨークの活躍から目が離せませんね!
それでは、ありがとうございました!
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