INIのグローバルメンバー・許豊凡(シュウ・フェンファン)さん。
日本語・英語・中国語・韓国語を自在に操るマルチリンガルでありながら、慶應義塾大学卒業という高学歴。
さらに、オーディション番組から夢を掴み、今や世界にファンを持つ存在に。
この記事では、許豊凡さんの出身地や学歴、芸能界デビューのきっかけまでを、公的な情報やインタビューに基づいて詳しく紹介します。
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INI許豊凡の出身はどこ?教育熱心な家庭で育った!

許豊凡さんは1998年6月12日、中国・浙江省衢州市生まれです。
許豊凡(シュウ・フェンファン)
出典:FUJISAN MAGAZINE
男性アイドル。1998年6月12日生まれ、中国浙江省衢州市出身。
浙江省は中国の東南沿海部に位置し、上海や江蘇省と並ぶ経済的に豊かな地域。
教育熱心な家庭も多く、学業や語学に力を入れる文化が根づいています。
その中西部に位置する衢州市は、歴史と文化が息づく地方都市。
自然が豊かで落ち着いた環境が特徴で、教育にも比較的力を入れている地域とされています。
幼い頃から勉強熱心で、英語・ピアノ・数学オリンピックなど、多彩な学習に取り組んでいたといいます。
ピアノはほぼほぼ忘れているし、数学オリンピックもみんながやっているから参加していただけ。別に好きでやっていたワケではなく、教育熱心な両親の影響でやらされていた感じですね。
出典:スポーツ報知
両親の影響で、小学校時代から英語教育に力を入れた環境で育ち、中学・高校も海外留学を視野に入れた学校へ進学します。
両親は小学校の時から英語教育に力を入れていて、その流れで中高も海外留学を視野に入れた学校に行かされました。
出典:スポーツ報知
語学への適性も高く、現在では中国語・日本語・英語・韓国語の4言語を操るマルチリンガル。
中国語、日本語、英語、韓国語と4か国語が堪能な許さんは、まさにプロ! メンバーから「ゾーンに入っている」と称されるほどの集中力の持ち主
出典:ViVi
幼い頃から、地道な努力を惜しまない姿勢が一貫して見られます。
教育熱心な家庭に育ったことも大きな要素ですが、それを着実に実力に変えてきた姿勢は、現在のグローバルな活躍にしっかりつながっていることがわかります。
INI許豊凡の学歴|中高一貫校から慶應義塾大学へ

中高一貫の進学校で「海外志向」の教育を受ける
中学・高校時代は、中国・浙江省杭州市の中高一貫校に通っていたとされています。
英語教育に定評があり、進学実績も高い「杭州英特外国語学校」に在籍していたという情報もありますが、学校名については公式には明かされていません。
両親は小学校の時から英語教育に力を入れていて、その流れで中高も海外留学を視野に入れた学校に行かされました。それがなかったら、僕は今絶対ここにはいません。
出典:スポーツ報知
高校では、クラスメートの多くがアメリカやイギリスなど海外の大学に進学するという、国際志向の高い進学校だったそうです。
このような教育環境が、許さんの語学力や国際感覚を育んだことは間違いなさそうです。
高校時代の部活動は「模擬国連」
高校時代に所属していたのは、珍しい「模擬国連部」。
「ちょっと特殊な部」のため説明がめんどくさく、聞かれても「やっていない」と答えてしまうと話した許の高校時代の部活動は「模擬国連」
出典:モデルプレス
模擬国連は、各国の代表になりきって国際的な課題を英語や母国語で議論し、最後には文書でまとめるという高度な活動。
スーツを着て議論することもあり、国際的な視点や知識を深めるきっかけにもなったといいます。
歴史と違っていていいし、楽しかったよ。それで結構高校生の時、世界について、知識を得たきっかけになったかな
出典:モデルプレス
こんな高度な活動を高校生のうちから行っていたことからも、非常にレベルの高い学校であることがうかがえます。
日本への留学と慶應大学合格
海外志向のクラスメートが欧米を目指すなか、許豊凡さんは日本の文化や芸術に魅了され、日本への留学を決意します。
高校は、クラスメートの多くが海外留学する進学校だ。行き先はアメリカやイギリスが多かった。でもぼくは日本に興味がありました。日本の文化、特に建築やアートが魅力的だなと思っていて、その環境で暮らしたい、と。
出典:AREA DIGITAL
2016年に来日し、東京・新大久保の行知学園日本語学校に通って大学受験の準備を進めました。
当時日本語は話せなかったものの、文部科学省の「グローバル30」枠を活用し、慶應義塾大学経済学部を受験。
グローバル30に選定されている大学の中から、慶應義塾大学経済学部を受験することに決めた。
出典:AREA DIGITAL
英語での小論文、TOEFLスコア、SAT(アメリカの学力試験)の成績などを提出し、見事合格。
2017年に入学し、2021年3月に卒業しています。
大学時代には交換留学も経験
許豊凡さんは経済学部のカリキュラムだけでなく、他学部の授業も積極的に受講。
「大学の資源は使わないともったいない」と語り、奨学金を得て交換留学も経験しました。
3年生のとき、慶應義塾大学の交換留学プログラムに参加しました。(中略)韓国には約半年、香港には2カ月弱くらい。
出典:AREA DEDITAL
受け身ではなく、常に自分から行動する姿勢が今のグローバルな活動にもつながっているようです。
大学時代のダンスサークル活動
在学中はK-POPカバーダンスサークル「NAVI」に所属。
意外にもダンスは未経験だったそうですが、勧誘を受けて入部したのがきっかけでした。
踊るって楽しい、パフォーマンスするって最高だと思いました。
出典:AREA DEDITAL
ここで本格的にダンスを始め、表現の楽しさに目覚めた許豊凡さん。
これが後の芸能活動への第一歩となります。
日本という異国の地で、自ら選んだ道を突き進み、学び・表現し続けた学生時代。
きっとこの経験こそが、グローバルに輝く今の彼の原点なのかもしれませんね。
INI許豊凡の芸能活動のきっかけと現在の活躍

大学4年生を目前に控えた頃、許豊凡さんは将来の進路に大きく悩んでいました。
就職か、大学院か――。
日本での就職も視野に入れ、広告業界を目指してOB訪問や企業面談を始めていたといいます。
しかし、2020年春、世界は新型コロナウイルスの猛威にさらされ、大学もインターンもすべてオンラインに。
将来の選択に迷い続けるなか、心の奥底にあった夢が再び浮かび上がってきます。
迷えば迷うほど、ずっと心の中に抱えていた夢をあきらめきれないと気づいたんです。『芸能界に進むにはいましかチャンスがない』って
出典:AREA DEDITAL
そんなときに知ったのが、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』。
就職とか、大学院とか、ここまで大学で学んできた意味とか、そういうことは全部いったん置いておいて、とにかくオーディションに挑戦してみようと決めました
出典:AREA DEDITAL
これまで積み上げてきた道とはまったく異なる“芸能界”という世界に、飛び込むことを決意します。
PRODUCE 101 JAPAN SEASON2での挑戦
2021年、留年も覚悟のうえでオーディションに参加。
最初はCランクからのスタートでしたが、着実に評価を上げ、最終的に8位でINIのメンバーに選出されました。
INIを僕自身みたいに、言語の壁も国の壁も、どんな壁も乗り越えられる世界で活躍できるアイドルグループにさせたいと思います。
出典:INI公式YpuTube
——オーディション後のコメントより
語学力、表現力、そして誠実な姿勢を武器に、グローバルグループの一員として新たな道を歩み始めました。
外国人ビザの壁と乗り越えた先
活動開始直後、在留資格(ビザ)の問題により一時活動を休止。
しかし、2021年8月には無事取得し、同年11月3日にはINIとして正式にデビューを果たしました。
以降は、グループとしての音楽活動はもちろん、雑誌・テレビ・SNSなど多方面で活躍。
日本レコード大賞新人賞を受賞し、アリーナツアーやドーム公演など、大舞台でのパフォーマンスを次々と成功させています。
グローバルアーティストとしての顔
2024年には、世界的アーティストKylie Minogueとのトークイベントにも登場。
語学力と表現力を活かし、世界との架け橋としての存在感を高めています。
連続ドラマに初レギュラー出演決定!
さらに、2025年7月14日スタートのカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』にて、連続ドラマ初のレギュラー出演が決定!。
本格的なドラマ出演は初めてとなりますが自分なりに精一杯頑張って、僕にしかできない緒川という役をお見せできるよう全力を尽くしていきます。
出典:INIオフィシャルサイト
アイドルとしての華やかなパフォーマンスだけでなく、俳優としての新たな一歩にも注目が集まっています。
まとめ
許豊凡さんは、中国・浙江省衢州市で生まれ育ちました。
語学と学業に真摯に向き合い、進学校から日本へ留学。
慶應義塾大学という環境で、自らの可能性を広げていきました。
模擬国連では世界への視野を広げ、ダンスサークルでは表現することの楽しさに出会います。
その積み重ねが、芸能界への挑戦という決断につながりました。
『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に参加し、今ではグローバルアイドルINIの一員として活躍中。
多言語を操る知性と努力、そしてぶれない信念が、彼の強みです。
俳優としても新たな一歩を踏み出した許豊凡さん。
知性と努力、そして覚悟をもって“いま”を生きる許豊凡さんのこれからの活躍に、引き続き注目したいですね。
それでは、ありがとうございました!
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